コラム3【ダイエットと腰痛】

体重と腰痛には深い相関関係があります。
体重が増えれば足腰への負担は大きくなり、腰痛を起こす可能性が高まります。
逆に言えば「痩せていれば腰痛にならない」とも言えますが、本当に痩せれば腰痛は起こらないのでしょうか?
ここではダイエットと腰痛の関連性などを考えていきます。

コラム・ダイエットと腰痛

世の女性の多くは、「痩せていること」を「美しさの象徴」と捉える傾向にあるといえます。そのためか、世間には様々なダイエット法が溢れています。しかし、ダイエットをすることと腰痛には関係があるのです。

肥満と腰痛

ダイエットをする理由の中には、「健康を維持するため」というものがあります。体重の増加による肥満には、血行の悪化から来る心臓への負担や足腰に掛かる体重の増加による腰痛や歩行困難などの弊害があります。昔は「太っていることは健康と豊かさの象徴」と考えられていたことがありますが、現在は「太りすぎは健康に悪影響を及ぼす」という考え方が一般的になっていると言えます。

ダイエットによる腰痛

「ダイエットは自分の体重を減少させるから腰痛とは無縁」と考える人も多いようですが、ダイエット法によっては腰痛を起こしやすくすることが充分にあります。
ダイエット法は、大きく分けて「特定の食材を食べて痩せる方法」と「特定の運動を行って痩せる方法」の二つがあります。前者の「特定の食材を使ったダイエット法」は、体重の減量と共に筋力の低下を招くことがあります。腰と関係する腹筋や背筋の筋力低下は、腰痛を引き起こしやすくしてしまうのです。
また、後者の「特定の運動によるダイエット法」では筋力の低下は無いにしろ、腰の酷使を伴うことがあるため腰痛の原因になってしまう場合があるのです。

ダイエットの注意点

ダイエットは、健康や美容を目的として行われることが多いにも関わらず逆効果になってしまうのは何故なのでしょうか。ダイエットに挑戦する多くの人は、「体重の重さ」だけを基準にした目標を立ててしまうものです。やがて目的と手段が入れかわり、「ダイエットの為にダイエットする」という状態になって健康や美容を害してしまうのです。
またダイエットで減量を図る場合、脂肪を減らすよりも筋肉を落とす方が体重の減少量が大きいということも重要です。「減量によって筋力が落ちる」のではなく、「筋力の低下によって体重が減っている」ということなのです。
特定の食材だけを食べるダイエット法は、栄養バランスを考えていない方法とも言えるため病気を引き起こすことも充分にありうるのです。

腰痛に良いダイエット法とは

ダイエットに挑戦する前に、「ダイエットは健康を害する可能性が必ずある」ものとして割り切っておく必要があるといえます。身体には体重を含めた現在の状態に適応しようとする働きがあり、短期間で体重が増減すると適応が間に合わず調子が悪くなってしまうのです。
なので、腰痛を改善するためにダイエットを行なうのであれば腹筋と背筋の筋力強化を見越して、運動による基礎代謝量の向上を図るダイエットを行なうようにしましょう。

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