【姿勢】

子供の頃から「背筋を伸ばして姿勢を良くしろ」と言われてきた人も少なくないのではないでしょうか。
姿勢は上半身を支える上で重要な要素であり、腰痛との深い関係を持っているのです。
正しい姿勢を維持することは腰にどのような影響を与えているのか、姿勢について解説していきます。

姿勢と腰痛の関係

二足歩行を行なう人間の上半身は、腹筋と背筋と腰の三点によって支えられています。この支え方そのものが姿勢であり、身体全体の健康を左右する重要な要素なのです。 では、姿勢が悪い人が腰痛に悩まされていることにはどのような関係があるのでしょうか?

正しい姿勢とは?

姿勢を語る上で知っておかなければならないのが「正しい姿勢」です。正しい姿勢とは「頭から足まで一直線に伸びた柱が背中に通ったような立ち方」であるといえます。 この正しい姿勢を取ることは、腹筋と背筋の力の掛かり方が均一になる状態にすることであり、腰への負担が少ない状態になっているのです。

悪い姿勢とは

正しい姿勢が「背中に一本筋を通したような立ち方」であるとするなら、「悪い姿勢」とはどのような状態のことを言うのでしょうか。

猫背

一般的に言われる「猫背」は、悪い姿勢の代表格といえる姿勢です。猫背は、「背中が丸まっている」「頭が顎を突き出すようにした状態」「腹が前に出ている」などの条件を満たしたS字状の姿勢のことです。猫背になっていると、身体が小さく見えて頼りなく感じられるだけでなく、腰痛や肩こり・頭痛といった症状が慢性的に現れるようになるのです。

腹突き出し

お腹がせり出したように見える腹突き出しの姿勢は、「背中が丸まっていない猫背」と表現できる状態で太って見えるという欠点があります。腹突き出しの姿勢は、背筋に力が強く掛かっている状態のため腰痛の原因になりやすいという特徴があります。

胸突き出し

正しい姿勢を作るために「胸を張れ」とよく言われるものですが、胸の張りすぎは逆に悪い姿勢を作ってしまいます。胸突き出しの姿勢は、肩こりや頭痛を引き起こし慢性的な息苦しさの原因になります。

姿勢から来る腰痛の原理

姿勢が悪いことで腰痛が発生するのは、柱である腰が悪い姿勢によって傾いていることによるものです。水平な土台に垂直に立てられた柱は、力が掛かっても倒れにくいものです。しかし、少しでも傾いて立てられていると何かの拍子に倒れてしまいます。これと同じことが腰に起こっているため、姿勢の悪さで腰痛が発生しているのです。

姿勢矯正のポイント

姿勢の悪さからくる腰痛は、姿勢を矯正することで改善されます。正しい姿勢への矯正は、背中の肩甲骨とお尻を壁に合わせてそのまま数歩前進することから始まります。この時の姿勢が「正しい姿勢」そのものなのです。この姿勢を身体に覚えこませることが、姿勢矯正のポイントとなるのです。

筋肉の強化

姿勢を支えているのは、腹筋と背筋の力です。つまり、腹筋と背筋をバランス良く鍛えることで正しい姿勢を維持しやすくなるのです。腹筋と背筋はトレーニングが難しいということもあり敬遠する人が多いのですが、腹筋と背筋を意識して姿勢を作るだけでも充分に鍛えることが出来ます。

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